関東最古の鷲宮神社

鷲宮神社は関東で最古のお社とされ、お酉様の本社とも言われています。最寄りの鷲宮駅からは徒歩で8分、東鷲宮からは徒歩40分の所にあります。鷲宮町はこの鷲宮神社の門前町として発展してきました。 境内には光天之池とよばれる池があります。長い歴史とともに土砂に埋もれてしまっていましたが1999年から復元作業が行われ今の姿となっています。この池には龍神様が住んでいるという言い伝えがあります。 毎年9月には土師祭が開催されます。神社に奉納されている千貫御輿を担ぎ、町内を練り歩く祭典でしたが非常に重いことから担ぎ手が急減、1914年から1982年までの間担ぐことが中止されていました。地元の若者の手により1983年より復活、以後毎年行われています。 この他、鷲宮催馬楽神楽が年に6回開催されます。関東神楽の源流とされ、神楽師の減少に伴い消滅の危機となるもこちらも町内の若者により消滅を免れています。今でも伝承活動が行われており、代々受け継がれています。 鷲宮神社の知名度が一気に上がったきっかけは2007年に放映されたアニメです。アニメの舞台として使われたことによりアニメファンの聖地となりました。これにより鷲宮神社の正月三が日における参拝者が従前は13万人前後であったものが2012年には47万人にまで急増、さらに2009年からは埼玉県内で2番目に参拝者が多い神社となりました。
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