こんにちは。日本や和の魅力を伝える伊藤仏具の伊藤です。日本にはたくさん世界に誇れる文化や歴史がありますが、当サイトではそんな日本の魅力をお伝えしていきたいと思います。
たとえば、海外の映画祭で、招待された日本人俳優が着物を着ているのを見ると、非常に際立っているのに気付きます。特に女性の場合、こうした場にはロングドレスが定番ですが、どんなに豪華なドレスにも匹敵する美しさを持っているのが、この着物なのです。どれほど社会が近代化しようとも、日本人が正装として羽織はかまや振袖、留め袖を着るのは、私たちが自分に最も似合うのは、和装だと知っているからでしょう。
洋服をうまく着こなせない日本人がいるように、外国人が着物を着ると、余程慣れた人でない限り、何だか滑稽に見えるものです。これは伝統を知っている者と知らない者の違いであり、何であれ伝統を知っている人だけが、道具を使いこなしたり着こなしたりできるのと同じです。和装の魅力とは、もちろん生地の素材や柄の美しさはもちろんですが、着物を着ることによって生まれる所作の美しさでしょう。例えば椅子に座る場合でも、着物を着ていると、しわにならない様に手を添えてから腰かけたり、袖が肘掛に引っかからない様に注意しなければなりません。
こうして全身に神経を行き届かせる仕草自体が、非常に優雅であり、これによって女らしさ、場合によっては男らしさが表現されるのです。この事は、一度でも着物を着たことのある人なら納得できる事実なのです。
例として着物を取り上げましたが、着物のほかにも日本には多くの歴史的建造物や名所や文化があります。そんな日本の魅力について触れていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。